愛犬が悪いことをした時にはちゃんと叱らなければなりません。しかし間違った叱り方をしてしまうと、トラウマや恐怖心が植えつけられてしまいます。
今回は、上手な叱り方についてご紹介します。
叱る時にしてはいけない事
●たたく
体罰をすると愛犬にトラウマや恐怖心ができ信頼関係を壊してしまいます。
子犬は攻撃的になり飼い主さんに対して噛んだり吠えたりするようになります。
●マズルを強く掴む
マズルはとても敏感なので安心している相手にしか触らせない部分です。
マズルを掴む叱り方をすると、飼い主さんが愛犬の口元に手を近づけるだけで恐怖を感じ るようになってしまいます。
愛犬も恐怖心から飼い主さんの手を噛んでしまう可能性があるのでマズルは掴まないよう にしましょう。
●叱る時に名前を呼ぶ
名前を呼びながら叱ると「名前を呼ばれる=叱られる」と勘違いしてしまい名前を呼んでも無視してしまうようになります。
●長時間叱る
長時間怒られているとなぜ怒られているのか理解できなくなります。
ストレスや体調不良を引き起こす原因にもなるので短時間で終わらせましょう。
また、時間が経ってから叱るのも混乱してしまうので悪い事をした直後に叱るようにしま しょう。
正しい叱り方
●悪いことをしたらすぐに叱る
数時間前のできことを怒られてもどうして怒られているのかわからず混乱してしまいま す。悪いことをしたその場所で叱る事が大切です。
●短い単語で叱る
愛犬が理解しやすいように「こら」「だめ」など短い単語を使いましょう。愛犬を混乱させないように叱る時の単語は決めるようにし、家族の中でも統一しておきましょう。
●無視をする
散歩やご飯が欲しくて無駄吠えをする場合、徹底的に無視をする事が大切です。
愛犬のいたずらで部屋が散らかっていた場合も時間が経っていれば叱らず片付けましょ う。
●叱った後は褒める
叱った後は、正しい動作を教えて少し高い声で褒めてあげる事が大切です。
愛犬も気持ちが沈んでしまうので遊ぶ時はたくさん褒めてあげて愛犬が喜ぶ工夫を考えて あげましょう。
まとめ
愛犬とより良い関係を築くために叱る時は正しい叱り方をする事が大切です。
そして叱った後はたくさん遊んで褒めてあげましょう。
愛犬が楽しく暮らせる工夫をする事が重要なので、不安な事があれば獣医師さんにアドバイスをもらいましょう。
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