愛犬もいつか年をとり老犬になってしまいます。
老犬のサインを見逃さず年齢や体調にあったケアが必要です。
いつからが老化なのか、今回は老化のサインをご紹介します。
何歳から老犬?
犬は1歳で成犬となり、7〜8歳からはシニア犬になります。「小型犬・中型犬」と「大型犬」では成長の速度が異なり、人間よりも早いです。
「小型犬・中型犬」は10歳前後、大型犬は8歳前後からシニア犬と呼ばれるようになります。
老化のサイン
散歩に行きたがらない
散歩が大好きな愛犬が、散歩に行きたがらない、すぐに帰りたがるのは老化による筋力の低下や関節異常が考えられます。
散歩をしなくなると運動不足になるので嫌がらない限りは愛犬のペースに合わせ今まで通りの距離を散歩しましょう。
呼んでも反応しない
聴力低下によって、飼い主さんの声や気配に気づけないことがあります。
犬にとって聴力は嗅覚の次に敏感な五感なので、聴力が低下すると周囲の状況把握が難しくなります。なのでいきなり触ると驚かせてしまうので顔を見ながらゆっくり撫でてあげましょう。
睡眠時間が長くなる
聴力低下によって耳栓している状態なのでぐっすりと眠れてしまいます。そのため夜だけでなく昼も眠ってしまい体も動かさない時間が増えてしまい認知症を引き起こす可能性があります。
白髪が増える
7歳以降になると顔周りから白い毛がだんだん増えます。また、体全体の被毛がパサパサし、艶がなくなってきます。人間同様にシミやシワもでき始めます。
家具にぶつかる
愛犬がよく家具にぶつかるようになり、その度に驚いた表情を見せるのは視力の低下による老化のサインです。
視力の低下によって周囲のものを以前よりも把握しにくくなっています。しかし、家具の配を変えてしまうと混乱させてしまうのでぶつかり防止用クッションを活用するなど工夫しましょう。
まとめ
愛犬の老化は寂しいものですがいつかやってくるものなので、愛犬が少しでも幸せに過ごせるように工夫してあげましょう。
また、怒ったり無理に矯正はせず受け止めてあげることも大切です。
愛犬のそばにいてあげるだけで安心させることができるので寄り添ってあげましょう。
0コメント