愛犬の成長段階に合わせてドッグフードを選ぶことも大切です。今回は、犬のライフステージ別にドッグフードの選び方や与え方をご紹介します。
『ドッグフードにはどんな種類があるの?【目的別、水分含有量別に選ぶ】』についてはこちらで紹介しています。
ドッグフードのライフステージ別の種類は?
犬のライフステージは「哺乳期」「離乳期」「成長期」「成犬期」「中高齢期」に分類されます。
哺乳期
誕生〜30日ぐらい。
母乳で成長します。市販の場合は子犬用のミルクを与えます。
離乳期
生後20〜60日ぐらい。
やわらかいフードを少しずつ与えます。成長期用のドライフードをお湯やミルクでふやかしてあげると良いですね。胃が小さく、一度に多くを食べることができないので、1日の食事量を4〜5回に分けて与えてあげましょう。
成長期
1歳ぐらいまで。(大型犬は1歳6ヶ月ぐらいまで。)
成長期用のフードを与えます。成長に必要な栄養をしっかりとる必要がある時期です。少しずつ1回に与える量を増やしていき、1日の食事の回数を2回程度にします。
成犬期
1歳〜7歳ぐらいまで。
成犬用のフードを与えます。成長期が過ぎ、健康を維持する期間です。栄養が偏らないように、主食は栄養バランスが整った総合栄養食を選ぶと良いですね。
中高齢期
約8〜10歳以降。(老化のスピードには個体差があります。)
高齢期(シニア)用フードに切り替えていきます。高齢期に入った犬は、成犬期よりも運動量や代謝量が低下します。フードは低脂肪・低カロリーのもの、ウェットタイプのやわらかいものにするなど、体調をよく気にかけてあげることが大切です。
成長段階ごとに栄養バランスや与え方も変わっていきます。愛犬の年齢に合わせ、主食の総合栄養食を選んであげましょう。
ドッグフードの切り替え方は?
突然、食べ慣れていないフードに切り替えると嘔吐や下痢の原因になることもあります。ゆっくり時間をかけて新しいフードに切り替えていきましょう。
1日目は10%程度、2日目は20%程度、というように新しいフードを増やし、今までのフードを徐々に減らしていきます。
愛犬の状態を確認しながら、1〜2週間くらい時間をかけて切り替えてあげてください。
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